THINK DOGS & EARTH 犬と地球を考えて
愛犬との特別な瞬間を彩る高品質な首輪を提供します。環境への配慮と洗練されたデザインを融合させ、愛犬との絆を深めるお手伝いをいたします。エコなレザーや真鍮無垢金具など、環境にも配慮した素材を使用し、一緒に過ごす時間をより特別なものにします。
■サクラ犬具のこだわり■
サクラ犬具製作所の使命は、創造性をかきたてる洗練された首輪を提供することです。愛犬と環境への配慮を最優先にし、新しいアプローチで愛犬の最適な条件を追求。ほとんどの首輪には「ヌメ革-100%植物なめし」素材や「真鍮無垢」金具を使用します。
また、サクラ犬具で主に使用される植物由来の成分100%でなめされたヌメ革は、害を及ぼす可能性のあるクロムを含まない、安心で安全な素材です。さらに、廃棄時に有害な六価クロムを排出しないため、環境にも優しい素材として評価されています。この素材はエコレザーやオーガニックレザーとも称されます。
■ヌメ革はなぜ環境にやさしいのですか?
ヌメ革が環境にやさしいと言われるのは、その製造過程と特性から環境に配慮されているためです。理由は以下の点です。
植物なめしの使用: ヌメ革は植物なめしで作られています。植物なめしは、クロムを使用せずに行われるなめし方法であり、環境に対する負荷が少ないとされています。
有害物質の排出削減: ヌメ革の製造過程において、自然のタンニンを使用し、環境負荷のかかるクロムなどを使用せずに済むため、廃水など環境への有害物質の排出が削減されます。これにより、水や土壌汚染が軽減されます。
生分解性: ヌメ革は植物由来の原料でなめしており、天然素材であるため自然界に還る速さで分解される特性を持っています。これは廃棄物処理の面でも環境に優しい点です。
持続可能な資源利用: ヌメ革は畜産副産物として得られる素材であり、食肉産業の一環として製造されるため、資源の無駄を減少させることができます。
これらの特性により、ヌメ革は従来の革製品に比べて環境にやさしい素材として評価され、オーガニックレザーやエコレザーとして呼ばれることがあります。古くから人類の生活用品として用いられてきた歴史もありますし、牛革は、合成皮革とは異なる生産背景を持ちます。
■クロムを含むレザーの危険性はありますか?
革の生産(なめし)において一般的には無害なクロムが使用されますが、一部の革製品には有害な六価クロムが含まれていることが報告されています。さらに、環境への影響も考慮すると、革の選択は重要です。革製品製造過程での高温処理や日光などの影響で、無害なクロム(三価)が有害な六価クロムに変化する可能性があることも認識されています。この六価クロムは皮膚炎や腫瘍の原因となるほか、強力な酸化作用を持つため、発がん性物質としても扱われています。革製造に携わる作業者は、クロムや有機溶剤の使用による職業性がんのリスクにさらされていることが研究で示されています。
環境面では、一部の途上国における革産業が未だに環境汚染への意識が低く、有害物質を排出し周辺環境や住民の健康に影響を及ぼすことが問題となっています。
一方で、持続可能な環境保護の観点から、合成皮革を利用するべきだという主張もありますが、合成皮革の製造には石油由来のポリウレタン樹脂や有機溶剤が使用されるため、健康や環境への影響も懸念されています。
新たな素材開発により、環境に配慮したウレタン樹脂素材も登場していますが、高価でありながら消費者が合成皮革との区別が難しい状況もあります。このような背景を踏まえても、サクラ犬具はエコな選択としてヌメ革を使用し、環境負荷を最小限に抑えつつ高品質な製品を提供し続けています。
■真鍮金具は環境負荷がすくないのですか?
サクラ犬具は、主に真鍮無垢金具を使用して首輪を作っています。この素材は古くから貨幣などにも使われており、銅と亜鉛の合金で「黄銅」や「ブラス」と呼ばれています。金色の輝きが美しく、使用するほどに深みのある色調に変わります。真鍮素材の採用は、強さと耐久性に加えて特有の高級感を持ち、サクラ犬具の高品質を実現しています。
真鍮や銅は環境保護にも貢献しています。製造過程で有害な物質や化学処理を必要とすることが少ないため、環境への影響が比較的少ないとされています。銅は効率的にリサイクルでき、性能を損なわずに再利用できるため、新たな鉱石の採掘を必要としません。実際、全ての銅のうちわずか12%しか採掘されず、長い間にわたってリサイクルされています。
また、真鍮素材の使用により、メッキ加工が必要なく、素材そのままで耐久性が確保されます。こうした取り組みにより、高品質な仕上がりと環境への配慮を両立しています。
■製品へのこだわり
サクラ犬具は、首輪とリードを犬との大切なコミュニケーション手段と考えています。飼い主と犬が意思疎通を図る際、心地よい距離を保ちながら散歩することが重要です。飼い主がリードを軽く引けば、犬は急ぎすぎたことを理解し、飼い主のペースに合わせて戻るでしょう。その際、飼い主は犬の最適なペースを見極め、歩幅を合わせることでより良いコミュニケーションを築けます。この関係は時間をかけて構築されるものかもしれませんが、愛犬との意思疎通が首輪とリードを通じて実現した際の感動は忘れがたいものとなるでしょう。
サクラ犬具は、このような大切なコミュニケーションツールとして、お気に入りのデザインの高品質な首輪とリードを末永く使用していただきたいと願っています。お客様の声を大切にし、犬と飼い主の双方の視点を考慮しながら、製品の改良と進化を重ねています。